私は小さい頃からずっと痩せている子供でした。体質的にとても太りづらいのです。
これを言うと、周りの人にはとても羨ましがられ、時には嫌味だ!と言われることもありました。
確かに、太りづらいというのは魅力的な言葉かもしれません。しかし、太りづらいというのは同時に太りたくても太れないということになります。
これは個人の感想ですが、私は圧倒的に痩せるより太る方が難しいと思っています。
痩せるためのダイエットは、食事、運動、エステなど方法が様々ありますよね。
しかし、太りたいというのは基本的に食べる意外に方法がないのです。
ここから先は、私が自分の痩せていて貧相な体に嫌気がさし、本気で太る方法を模索した結果をお伝えします。
太るためには食べるしかない?
太っている人=よく食べる人というのは誰しもが思い浮かぶと思います。
私も太りたいと思った時にまずたくさん食べることを意識しました。
しかし、これは太りづらい人に多くあることですが太りづらい痩せ型はけっこう食べる人が多いです。
私も学生時代は運動部に所属していたこともあり、1日5食なんて当たり前、という生活を送っていました。
運動部に所属していた時は食べた分を運動で消費していたので、体重は常にプラマイ0くらいでした。
その後部活動を引退し、運動量が激減した環境で同じ食生活を送っていても体重はマックスでプラス3キロという状態でした。
ですが、体重が増えたことは増えていたので、私はこの時のことを思い出し、ひたすら食べました。
おやつなどもお菓子類ではなく、パンや芋などなるべく脂肪をつける手助けをしてくれそうなものを選びました。
そのような生活を3ヶ月程続けましたが、体重は特に増えず、見た目が変化することもありませんでした。
ここで私は初めてがむしゃらに食べるだけではだめなんだと気がつき、太りやすい体づくりについて調べ始めます。
食べるだけでは太らない?
よく食べるのに痩せている人、というのは普通の人より栄養の吸収率が悪いというのが調べた結果私が行き着いたところでした。
そこで栄養の吸収率を良くするために始めたのが酵素です。
酵素と聞くと痩せたい人が飲むものじゃないの?と思う人もいると思いますが、そもそも酵素の働きとは栄養の消化と吸収を助けてくれるものなのです。
これによって胃や腸の環境を整えることができ、痩せたい人は太りにくい体を、太りたい人は栄養を吸収する手助けをしてくれるという訳です。
私は酵素をサプリメントで摂取していましたが、その際に生の酵素であるということに気をつけて選んでいました。
加熱処理してある酵素だと働きが弱まってしまうのです。
食事の前に酵素を取り入れたことにより、少しずつ体が変わっていきました。
しかし、ただ太るのではなく、メリハリのある体を作りたかった私はあることを加えて行うようになります。
筋トレでメリハリボディを!
酵素を摂取するようになり、以前よりは食べたものが体に付くようになってきたところで、メリハリのあるボディを目指すべく付けたいところに肉を付けるということを意識するようになりました。
そのために私が行ったのが、大胸筋と腹筋、背筋の筋力トレーニングです。
筋トレを行うことで起きる「筋肥大」を利用すれば、だらしなく脂肪だけがついてしまうということを防げます。
特に大胸筋と腹筋、背筋を重点的に行うことで、ふっくらとしたデコルテとたるんでいないお腹を手に入れることができるようになります。
腕立て伏せは本当にキツいという所まで下げて元に戻すというのをゆっくり10回、朝と夜に行いました。
腹筋と背筋も筋肉に力が入る時は、なるべく時間をかけてゆっくり行うようにしていました。
このように酵素と筋トレを取り入れたことで私の体は肋骨が浮き出なくなり、腰に適度なボリュームとくびれを手に入れることができました。
それでも、周りからなんか変わったねと言われるようになるまでは約2年ほどかかったので、続けることが大切だと思います。