世の中痩せるための方法はたくさん紹介されていますが、太るための方法はあまり知られていません。
ただ一言「太る」と言っても、不健康な方法を試してしまうと、肥満体型になったり、摂食に問題が出てくることもあります。
そのため、以下のような「健康的に体重を増やす方法」を紹介します。
太れない原因は筋肉がつきにくい体質
まず、太りたいけども太れない方は、食が細く筋肉がつきにくい体質であることが多いです。
食が細いと体力もつかず、運動も活発にできませんし、筋肉になるためのエネルギーがないため、筋肉もつきません。
そうすると、体重は増えませんし今より太ることもできません。
そのため、健康的に体重を増やすためには、まずは「しっかりと3食食べる」ことが大切です。
当たり前のように聞こえますが、これが重要です。
痩せている方は3食食事をしていても、一般的な量よりも少なかったり、エネルギーになるものを食べていなかったりします。
私が今よりも10キロ痩せていて、ガリガリで体力もなかった頃、食事をしてもすぐにお腹がいっぱいになり、よく残していました。
まずは「普通の量を」毎日3食食べることから始めて下さい。
と言っても、変にカロリーの高いものばかり食べる必要はありません。
太るために上手にカロリー摂取する方法
例えば、朝食のパンに大量のマーガリンやジャムをつける、などの極端なことは健康的に体重を増やすためにはマイナスに働きます。
お茶碗1杯のお米に納豆と卵、お味噌汁とお魚、などで良いと思います。今までよりも少し量を多くすることを意識して下さい。
要は健康的な食習慣をつけることが第一になる、ということです。
もちろん間食も異常な量を食べるのではなく、一般的な量を食べるようにして下さい。
最初は体重が増えずに焦ってしまうかもしれませんが、急激に食べる量を増やすと、心身に負担がかかるので、徐々に量を増やしていくことが大切なのです。
太るためには「食事は楽しい」と思うこと
そしてもう一つ大切なのは、「食事を楽しむ」ということです。
痩せていれば食は細くなり、残したら失礼だと思うのに食べきれない気まずさで、食事自体が苦手になっている方もおられると思います。
健康的な食事を意識しながらも、ご自身の好きな食べ物を定期的に食べたり、美味しい料理のお店を探して出かけたりしてみて下さい。
食事は今までよりも「ちょっとだけ多い」量を残さず食べることが基本になりますが、「残してはいけない」と思うとプレッシャーになり、食事が楽しくありません。
食事が楽しくないと、残さず食べることは継続できないので、「これなら大好物だからいくらでも食べられる」というものを定期的に食べると良いと思います。
そのようにしていると、少しずつ体重は増えてきます。
太るためには筋トレは忘れずに
そして体重が増えたからおすすめなのは、筋トレをすることです。
筋トレをすると痩せてしまうのではないかと不安かもしれませんが、肥満体型にならずに少しずつ体重を増やしていくためには、筋トレ
をして筋力と体力をつけることが重要です。
食事を消化するのにはエネルギーが必要です。
体力がないとご飯を食べることができず、結局痩せてしまうか、不健康に太ってしまうだけです。
しっかりと食べて筋トレをし、体力をつけること、これは健康体重に近づくための最適な方法なのです。
筋トレをすると、男性ならたくましい体型に、女性ならしなやかな体型になります。
今よりも身体がガッチリとするので、見た目にも大きく見えますし、筋肉は重たいので体重も増えていきます。以上があくまで健康的に体重を増やす方法です。