体重37キロのガリガリ女子大生が適正体重に近づくためにしていること

管理人・由樹
東京都にお住まいのさくさん21歳 (大学生)の太り方

太りたくても太れないって辛いですよね。周りに相談しようにも、悪いことなくない?むしろ自慢?となってしまうし、お節介なおばさんからは若い子はすぐダイエットして〜なんて言われてしまう。

かくいう私もその1人です。

高校生までは朝から晩まで運動系部活をしていたため、一日5食の大食らい。お弁当は午前中に食べきって昼休みには購買で大量のパンを買って食べる。おかげではちきれんばかりの丸顔ぽっちゃり体型に。

けれど、部活を引退し大学受験に専念し始めると一転…毎日机に向かう日々で、ちっともお腹が空かなくなりました。

お腹が空かない上に、今まで部活に打ち込んでいた分食べる時間が惜しいほど受験勉強に焦っていました。

食べたくないなら食べなくても良くない?その軽い気持ちが良くありませんでした。

当時50キロ近くあった体重が1ヶ月で38キロに。夏休みを終えて新学期クラスに行けば、「人相が変わった」「別人になった」と言われる始末…。

当然親や先生が心配し、ちゃんとご飯を食べるようにと指導してくれたのですが、一度縮んだ胃はなかなか元に戻らない!1日1食分程度しか食べられず、無理に食べようとすると吐き気がしてしまうほど。

そして体型が戻ることなく、私は大学進学のために上京しました。

細いっていいことかも?

量を食べることが出来ないのは不便でしたが、大学では、細い=可愛い!という図式が少なからずありました。

細いとパンツが似合っていいね!細いと女の子らしくていいね!と言われるたびに、この体型ってそこまで悪くないかも…?と思うように。

一人暮らしの怠惰さも相まって、この頃は一日ゼリー飲料ひとつで過ごすこともありました。決して食欲がないわけではなく、ご飯に誘われれば食べていました。

そして遂に事件が起こる…

上京して2年ほど経ったある日、某ビデオレンタルショップで事件は起こりました。

カウンターで会員登録をしている時、急に目の前が黒いもやのようなものに覆われはじめました。

あれ?あれ?と思っている時にはすでに吐き気と頭痛に襲われてその場から動けなくなりました。優しい店員さんが救急車を呼んでくれ、搬送された病院でお医者さんがひとこと。

「このままじゃ死ぬよ」

倒れた原因は貧血だったのですが、あまりに体重がなさすぎるとのこと。

軽い栄養失調もあり、このままでは将来病気になるよ、とのこと。
私はそこでやっと我にかえったのです。

基本は規則正しい生活を

病院から帰ってきた次の日から、私はすぐに3食食べることにしました。

もちろんちゃんと食べることは出来ません。

それでも、朝起きて、形だけでも朝ごはんを摂ることにしました。

朝は食欲がなく、ちゃんとしたものはどうしても食べることが出来ないので、まずはヨーグルトと果物から。昼は大学内の学食を。夜は自炊をしました。

お腹が空いていなくても、朝、昼、晩、とちゃんと時間を守って食事を摂ることで身体に時間を習慣づけました。

自炊のコツ

一人暮らしのため、どうしても自炊はコスパが悪いように思えますよね。

それに加えて私はものぐさなので、食器洗いなどがどうしても面倒くさく思えてしまいます。けれど、そう思うのは私だけではないようで、今はたくさんの自炊グッズや冷凍食品が売られています。

重宝しているのは冷凍野菜です。

キャベツひと玉、玉ねぎひと玉など買ってしまうと、使い切る前に腐らせてしまうのがオチですが、コンビニやスーパーの冷凍野菜は本当に使いやすい!お気に入りは乱切り揚げナスです。必要な分だけを解凍してそばつゆを掛ければ立派なおかず一品になります。

また、お皿をタッパーにしてしまうことで、余ったらそのまま冷蔵でき、洗い物も楽になりました。

どうしても自炊する気になれない、というときも、今はコンビニでも栄養のあるお惣菜が売られています。

まだまだ前途多難ですが…

規則正しい生活を心がけても、自炊を頑張ってみても、一気に体重が増えるわけではありません。一度縮んだ胃も拡げるのは難しく、外食でも友人に自分の分を食べてもらうこともしばしば…。

けれど、一日ゼリー飲料ひとつで過ごしていた頃より動きやすく感じます。

倒れてから通っている内科でも、貧血の値はクリア出来ました!

一度ついてしまった習慣や体質を改善するのは大変ですが、一歩一歩頑張っていけたらと思っています。